育成Q&A
Ikusei Q&A
栽培のコツ
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Q. 初心者でも育てやすい野菜は何ですか?
A.家庭菜園で育てやすい品種は、ミニトマトがおすすめです。実が多く収穫でき、失敗が少ないのでとても人気です。肥料をやり過ぎないこと、芽かきをすることなど、基本の育て方を守れば豊作が期待できます。 -
Q. たくさん収穫するコツはありますか?
A.日当たり、風通しの良い場所で、たっぷりの土の中に、適量のお水・肥料をあげることです。やはり日々の観察が大切です。
ワンポイントアドバイス 苗が小さなうちの一番花の実は早めに摘んであげると結果として多収となることが多いと言われています。 -
Q. ベランダのどこに置けばよいですか?
A.季節で変える必要がありますが、日中、日当たりが良く、風通しの良い場所に置いてください。強風や強烈な日差しの場所、エアコンの室外機の上や近くは避けてください。 -
Q. 水やりはどのくらいのペースで行えばよいですか?
A.一般的には、実が小さいうちは朝、大きくなってきたら朝と夕方2回を目安に土の様子を見て、乾いているようなら水やりを行います。病気予防のためにも葉や実に水がかからないよう根元周辺に水やりすることがポイントです。 -
Q. 追肥はどのくらいを、どのくらいのペースで行えばよいですか?
A.1回あたり30g(大人の手でひとにぎり)を2週間に1回のペースで、プランターのふちにそって追肥していきます。プランター栽培では水やりのたびに土中の養分が水と一緒に流れてしまい栄養不足になりがちです。こまめに追肥を行ってください。 -
Q. 病気・虫対策はどのようにしたらよいですか?
A.1週間に1回、葉の表裏に同送している殺虫・殺菌効果のあるカダンセーフをふきかけることで、虫・病気の拡散をおさえることができます。食品成分生まれなので、収穫の前日まで利用できます。病気・虫対策は毎日の予防が大切です。早めの処理で他の葉や植物への影響も小さくなります。一日一回、植物を観察して、育成状況と一緒に確認してください。また、日頃から風通しがよく、日当たりの良い環境で育ててあげることも大切です。 -
Q. 葉や茎に小さい虫(アブラムシ)がいっぱいついています。どうしたらよいですか?
A.アブラムシは春と秋によく発生します。同送している殺虫・殺菌効果のあるカダンセーフをふきかけてください。食品成分生まれなので、収穫の前日まで利用できます。1週間に1回、葉の表裏にカダンセーフをふきかけることで、虫・病気の拡散をおさえることができます。 -
Q. 葉に白い粉状の斑点(うどんこ病)がたくさんでています、どうしたらよいですか?
A.うどんこ病と言われるものです。トマトやナスもかかってしまいますが、特にキュウリはかかりやすいと言われています。6月のように高温多湿の時に発生しやくなります。
かかってしまった場合は、白い斑点が出ている葉を全て取り除き、他の葉に、同送している殺虫・殺菌効果のあるカダンセーフをふきかけてください。食品成分生まれなので、収穫の前日まで利用できます。 -
Q. 葉が枯れたり、病気にかかったようなのですが、どうしたらよいですか?
A.栽培途中で葉が枯れたり、病気にかかってしまったらその部分の葉を取り除きます。その後、他の葉に同送しているカダンセーフをふきかけてください。食品成分生まれなので、収穫の前日まで利用できます。
植える準備・植え方
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Q. 植える準備はどうやってやるの?
A.鉢底石をプランター内の底にしきます。次に、有機培養土を2/3くらい入れて、専用野菜肥料を入れ、土とよくまぜてください。その上に残りの有機培養土を入れます。プランターいっぱいにいれず、5cmほどスペースを残しておき、水やりや追加で肥料をまく際のスペースを確保します。
ワンポイントアドバイス プランター下に土台として、すこのを置き熱気・冷気を逃がす空間を作りましょう。 -
Q. 野菜苗のじょうずな植え方は? ➀ 植え付け
A.植える時に根を傷つけないことが大切です。ポットからていねいに取りだして、根の形をくずさないように植えます。根はち(=野菜苗の根)より少し浅めの植え穴を掘り、水をたっぷり注ぎ、水が引いたら苗をいれます。根元に培養土をかけ、手のひらで軽くおさえて、野菜苗を安定させます。
ワンポイントアドバイス 根元が培養土表面より少し高めになるくらいに植えましょう。根元に少し土を寄せること安定感がまします。深植えにご注意!-
日当たり、風通しの良い場所にプランターを置いて、プランター底に鉢底の石を2つ平に敷きます
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有機培養土をプランターの2/3までいれたら、専用野菜肥料を一握り全体にふりかけます
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よくまぜたら、プランターを軽く上下にゆらして、残りの培養土をプランター内の線までいれましょう
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プランターの中心に苗根の高さより少し浅い植え穴をほり、水をたっぷりいれましょう
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水が引いたら、苗ポットを3回軽くもみ、ポットから苗をやさしくだして、植え穴にいれます
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根元を頂上に山をつくるように少し高めにうえ、根元に土をかけ、手で軽くおさえてあげましょう
つぎは植物達が元気に育つように誘引“ゆういん”をして完成です。 -
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Q. 野菜苗のじょうずな植え方は? ➁ ゆういん
A.野菜苗を植え付けがおわったら、苗から3cm離れた外側に支柱を立てます。麻ひもなどで中心の茎(主枝)と支柱を固定して、風や雨で野菜苗が動いたり、倒れたりすることを防ぎます。これを誘引(ゆういん)といいます。誘引は苗の成長に合わせて、同送している支柱を継き足しながら、15cm間隔で行ってください。-
苗の中心の茎(主枝)から3cm外側に支柱をたてましょう
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苗を傷つけないよう、主枝にひもを通します
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ゆとりを残しながら、支柱との間でひもを2-3回ねじります
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苗をひっぱらないように、支柱に回しかけます
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ほどけないよう、しっかりと結んだら作業完了
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土台にスノコなどを置いて熱気を逃がす空間を作ってあげましょう
ゆういんは苗の成長に合わせて15cmくらい間隔で行うと苗が倒れず、まっすぐ育ちます。 -
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Q. どんな天候の時が植えどきですか?
A.夏野菜は霜の心配がなくなる4月中旬以降5月末までがおすすめです。春は、好天で風のない日の午前中がよいです。植えたての苗にとって、強い日差しや強い雨、風は大きなストレスとなり、その後の生育が悪くなります。悪天候が予報されている場合は植える時期を調整してください。 -
Q. 日当たりと温度は?
A.ベランダでは、直射日光がコンクリートに反射し温度が高くなってしまう場所もあります、プランター下にすのこをしいたり、すだれを付けるなどの工夫をして調整します。またエアコンの室外機からでてくる風が直接当たらないように注意することも大切です。
おいしいトマトの育て方
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Q. おいしいトマトの育て方(水やり)
A.トマトは水のやりすぎに注意が必要な植物です。プランター表面の乾きだけでなく、苗全体を観察して、全体がややしんなりとしている、葉が下向きになっている時は水やりのタイミングです。プランター底から水が出るまで水をあげてください。病気予防のためにも葉や実に水がかからないよう根元周辺に水やりすることがポイントです。 -
Q. おいしいトマトの育て方(“わきめ”かき)
A.トマトは中心の茎(主枝)から伸びる葉の付け根からもめがどんどんでてきます。これが病気・虫の発生原因になったり、実が付くのが悪くなる原因となります。“わきめ”はどんどん出てきますので、手でつまんで横にポキッと倒して摘み取ってください。
ワンポイントアドバイス “わきめ”は同じ場所からも出てくるので、油断大敵です。できれば3日に1回小さいうちに摘み取りましょう。ハサミから病気に感染する時もありますので、手で摘み取ることをお勧めします。 -
Q. おいしいトマトの育て方(“ゆういん”)
A.トマトの中心の茎(主枝)がのびてきたら、のびた主枝を麻ひもなどで支柱にしばります。15cm間隔で支柱にしばることで茎が折れたり、葉が重なり合うのを防ぎます。これを誘引(ゆういん)といいます。誘引は苗の成長に合わせて、同送している支柱を継き足しながら、15cm間隔で行ってください。 -
Q. おいしいトマトの育て方(“追肥”)
A.最初に咲いた花が実になりふくらみ始めた頃に、プランターのふちにそって、同送している野菜の肥料(追肥用)をまいていきます。以降は2週間に1回、同じように追肥を行っていきます。 -
Q. おいしいトマトの育て方(“人口受粉”)
A.最初に咲く花の群(第1花房といいます)に実がならないと「つるぼけ」といって、枝葉に栄養が回り、実がなりにくくなります。1つの花房に花が2-3個咲いたら、同送しているトマトトーンの原液を50倍にうすめて筆や耳かきのふわふわの部分に少量つけ、花の中央をなでたり、きりふきスプレーで花にふきかけて人口受粉しましょう。花が咲く前や、1つの花房に2度かけたりするとうまく実がつなかくなりすので、注意してください。
ワンポイントアドバイス 虫がこない高層階マンションベランダなどでは、第1花房以降も人口受粉してあげると確実に実がなります。 -
Q. おいしいトマトの育て方(“てきしん”)
A.大玉トマトでは、花の群が5段(第5花房)ついたら、第5花房の上の葉枝2枚を残して主枝をハサミできります。主枝の成長を止めることにより養分を果実に回していきます。
ミニトマトでは、中心の茎(主枝)の高さが100cmくらいになったら、主枝をハサミできります。 -
Q. おいしいトマトの育て方(“てきか”)
A.大玉トマトの場合は、1箇所(1花房)にたくさんの実がつくと、全体的に小さくなってしまうので、1花房に4個程度を残し、残りをハサミできりおとし養分の栄養を集中させていきます。 -
Q. おいしいトマトの育て方(“収穫”)
A.まっかになったら、食べごろです。糖度の高い朝の収穫がおすすめです。 -
Q. おいしいトマトの育て方(“雨よけ”)
A.大玉トマトは実が赤くなってきたら、雨が当たらい場所に置いて育てましょう。大雨や水のやりすぎで根が大量の水分を吸うと実が膨張したり、実がぬれることが原因で皮がやぶけてしまうことが大玉トマトでは注意が必要です。
おいしいピーマン・ししとうの育て方
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Q. おいしいピーマン・ししとうの育て方(水やり)
A.ピーマンは水のやりすぎに注意が必要な植物です。プランター表面の乾きだけでなく、苗全体を観察して、全体がややしんなりとしている、葉が下向きになっている時は水やりのタイミングです。プランター底から水が出るまで水をあげてください。暑い時期は朝夕2回苗、プランターの状態をみて水やりしてください。病気予防のためにも葉や実に水がかからないよう根元周辺に水やりすることがポイントです。 -
Q. おいしいピーマン・ししとうの育て方(“わきめ”かき)
A.ピーマンは中心の茎(主茎)から伸びる葉の付け根からもめがでてきます。これが病気・虫の発生原因になったり、実が付くのが悪くなる原因となります。ピーマンは一番花(最初に咲く白い花)が咲いたら、一番花下の“わきめ”を2つ残し、それより下にでてくる“わきめ”は全て手でつまんで横にポキッと倒して摘み取ってください。
ワンポイントアドバイス “わきめ”は同じ場所からも出てくるので、油断大敵です。ハサミから病気に感染する時もありますので、手で摘み取ることをお勧めします。 -
Q. おいしいピーマン・ししとうの育て方(“ゆういん”)
A.ピーマンの中心の茎(主枝)がのびてきたら、のびた主枝を麻ひもなどで支柱にしばります。15cm間隔で支柱にしばることで茎が折れたり、葉が重なり合うのを防ぎます。これを誘引(ゆういん)といいます。残りの2枝(残した“わきめ”)が伸びてきたら枝に沿うように真ん中の支柱を中心にX字形に交差させ、紐で結びます。 -
Q. おいしいピーマン・ししとうの育て方(“追肥”)
A.植え付けの2週間後に、根元から10cm離して円を描くように同送している野菜の肥料(追肥用)を与えます。以降は2週間に1回プランターのふちにそってまいていきます。 -
Q. おいしいピーマン・ししとうの育て方(“てきか”)
A.一番花が終わり、最初の実が3cm程度になったら、ハサミを使って摘み取ってください。以降の実つきが良くなります。 -
Q. ピーマン・ししとうの花が咲かない、実がならない?
A.ピーマンは花が咲いた後にそれが実となります。花が咲かなかったり、咲いても実がならずに落ちてしまうのは、肥料不足、水不足、日当たりの悪さが原因として多いです。日当たりは、“わきめ”が原因で上の方の葉が茂ってしまい、中や下の方に十分な日光が届いていない場合もあります。置場所とわきめかきの2つを確認してください。 -
Q. おいしいピーマン・ししとうの育て方(“収穫”)
A.ピーマンは夏から秋まで収穫できます。長くたくさん収穫するコツは定期的に追肥で養分を補いながら、長さ6-7cmの若取り収穫です。放っておくと、完熟して赤くなりますがその分栄養が使われ全体で収穫できる量が減少してしまいます。
おいしいキュウリの育て方
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Q. おいしいキュウリの育て方(水やり)
A.キュウリは乾燥に弱く、1日1回が水やりのめやすとなります。暑い時期は朝夕2回苗、プランターの状態をみて水やりしてください。全体がややしんなりとしている、葉が下向きになっている時は水やりのタイミングです。プランター底から水が出るまで水をあげてください。梅雨明け後の乾燥した時期は葉の表裏に水をかけることで葉の乾燥をふせぎ、ハダニ発生の予防にもなります。 -
Q. おいしいキュウリの育て方(“わきめ”かき)
A.キュウリは主枝から5節目(約30cm)より下にでてくる“わきめ”は全て手でつまんで横にポキッと倒して摘み取ってください。6段目以降のわき目も密接するようであれば、2枚の葉を残してハサミできっていきます。 -
Q. おいしいキュウリの育て方(“ゆういん”)
A.キュウリの中心の茎(主枝)がのびてきたら、のびた主枝を麻ひもなどで支柱にしばります。15cm間隔で支柱にしばることで茎が折れたり、葉が重なり合うのを防ぎます。20cmくらまで成長したらプランターの端に3本の支柱を立て、真ん中の支柱を中心に4本で束ねます。キュウリの枝葉がまわりの支柱にもまきつけるよう支柱を増やします。 -
Q. おいしいキュウリの育て方(“追肥”)
A.植え付けの2週間後に、根元から10cm離して円を描くように野菜の肥料(追肥用)を与えます。以降は2週間に1回プランターのふちにそってまいていきます。実がなりだしたら、1週間に1回に変更していきます。 -
Q. おいしいキュウリの育て方(“てきしん”)
A.キュウリは主枝が150cm超えた程度で、上の葉枝2枚を残して主枝をハサミできります。主枝の成長を止めることにより養分を果実に回していきます。 -
Q. キュウリの花が咲かない、実がならない?
A.キュウリは花が咲いた後にそれが実となります。花が咲かなかったり、咲いても実がならずに落ちてしまうのは、肥料不足、水不足、日当たりの悪さが原因として多いです。日当たりのよい場所でこまめな水やりと2週間に1回の追肥を行ってください。 -
Q. おいしいキュウリの育て方(“収穫”)
A.キュウリは栽培期間が短く苗を植え付けてか50日程度で収穫できます。最初の実、2番目の実を8cmくらいで収穫すると、以降の実つきがよくなります。キュウリはどんどん大きくなるので、毎朝18cmくらいになったら収穫してください。実を残すと次の実が細るので早めに収穫しましょう。 -
Q. 葉に白い粉状の斑点がたくさんでています、病気ですか?
A.うどんこ病と言われるものです。トマトやナスもかかってしまいますが、特にキュウリはかかりやすいと言われています。6月のように高温多湿の時に発生しやくなります。
かかってしまった場合は、白い斑点が出ている葉を全て取り除き、他の葉に、同送しているカダンセーフをふきかけてください。食品成分生まれなので、収穫の前日まで利用できます。対策はそれぞれの枝葉が密集しないように風通しをよくしておくことやカダンセーフで予防しておくことも効果的です。
おいしいナスの育て方
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Q. おいしいナスの育て方(水やり)
A.ナスは乾燥に弱く、1日1回が水やりのめやすとなります。特に暑い時期は朝夕2回苗、プランターの状態をみて水やりしてください。全体がややしんなりとしている、葉が下向きになっている時は水やりのタイミングです。プランター底から水が出るまで水をあげてください。梅雨明け後の乾燥した時期は葉の表裏に水をかけることで葉の乾燥をふせぎ、ハダニ発生の予防にもなります。 -
Q. おいしいナスの育て方(“わきめ”かき)
A.ナスは中心の茎(主茎)から伸びる葉の付け根からもめがでてきます。これが病気・虫の発生原因になったり、実が付くのが悪くなる原因となります。ナスは一番花(最初に咲く白い花)が咲いたら、一番花下の“わきめ”を2つ残し、それより下にでてくる“わきめ”は全て手でつまんで横にポキッと倒して摘み取ってください。 -
Q. おいしいナスの育て方(“ゆういん”)
A.ナスの中心の茎(主枝)がのびてきたら、のびた主枝を麻ひもなどで支柱にしばります。15cm間隔で支柱にしばることで茎が折れたり、葉が重なり合うのを防ぎます。残りの2枝(残した“わきめ”)が伸びてきたら枝に沿うように真ん中の支柱を中心にX字形に交差させ、紐で結びます。 -
Q. おいしいナスの育て方(“追肥”)
A.植え付けの1カ月後に、根元から10cm離して円を描くように野菜の肥料(追肥用)を与えます。以降は2週間に1回プランターのふちにそってまいていきます。実がなりだしたら、1週間に1回に変更していきます。 -
Q. ナスの花が咲かない、実がならない?
A.花が咲かなかったり、咲いても実がならずに落ちてしまうのは、肥料不足、水不足、日当たりの悪さが原因として多いです。特にナスはこまめな水やりと2週間に1回の追肥を行ってください。 -
Q. おいしいナスの育て方(“収穫”)
A.最初の実を8cmくらいで収穫すると、以降の実つきがよくなります。その後の実は10-12cmでこまめに収穫してください。実を残すと次の実が細るので早めに収穫しましょう。